ロッテ・サブローにバレンタイン、元同僚らがメッセージ 「優勝は最高のメモリー」
セレモニーでVTRメッセージ、巨人・高橋監督は「まさか同じユニフォームでプレーするとは」
ロッテのサブロー外野手が25日、QVCマリンでオリックス戦で引退試合に臨み、現役最後の打席で右中間を破る二塁打を放った。「4番・DH」で先発出場し、4打数1安打3三振。9回からは、DHを解除して左翼の守備につき、1死後は角中と入れ替わって慣れ親しんだ右翼に入る粋なはからいもあった。
試合後には引退セレモニーが行われ、「こんな私ですが22年もの間、愛してくださって、本当にありがとうございました」と話したサブロー。セレモニーでは、元チームメートら縁のある人物からVTRでメッセージも届けられた。その内容は以下の通り。
◯ボビー・バレンタイン氏(元千葉ロッテマリーンズ監督)
「みなさん、お元気ですか? ボビー・バレンタインです。1995年、僕が初めてマリーンズの監督の時、サブロー選手がドラフト1番でした。あれから22年、優勝は最高のメモリーですね。サブロー選手、おめでとうございます。本当にありがとうございました。バイバイ」。
◯巨人・高橋由伸監督(巨人時代のチームメート)
「サブロー、22年間本当にお疲れ様でした。まさかサブローと同じユニフォームを着てプレーするとは思ってもいませんでした。22年間のほんの数か月でしたが、一緒のチームでプレーをして、色々な話をして、特に野球の話になると熱く語るサブローが今でも印象に残っています。これからも現役生活は終わってしまいますけども、サブローの力を発揮する場所、必要とする場所が必ずこれからたくさんあると思いますので、これからもまだまだ頑張ってください。本当にお疲れ様でした」
◯宮本慎也氏(PL学園先輩、北京五輪予選チームメート)
「サブロー、22年間本当にお疲れ様でした。ドラフト同期として、PLの後輩として、いつも気に掛けて見ていましたが、目標である40歳まで本当によく頑張ったと思います。これからは野球界のために尽力をしてください。お疲れ様でした」