M3で優勝へ前進! 大谷翔平の活躍を引き出した先輩たちのアシスト
延長10回にサヨナラ生還「(田中賢の進塁打で)三塁に進めたのが一番大きい」
鉄腕からの刺激もあったようだ。前日に右足首を痛めた宮西が延長10回からリリーフ。表情をゆがめて患部を気にする素振りを見せながらも、3者凡退に抑えた。
「肘が痛い時もそうですし、その中で結果を残すのはさすがだなと思っていた。それでも、抑えてくれると思っていますし、そこで結果を出すのはしっかりした準備があったからこそ。さすがだなと思います」
1-1で迎えた延長11回、先頭で福山から中越え二塁打で出塁。田中賢の遊ゴロで三塁へ進み、福山の暴投でサヨナラのホームを踏んだ。
「三塁に進めたのが一番大きい。賢介さんも安打を狙いながら、なおかつランナーを進めてくれたので、相手にもプレッシャーがかかる。低めへ投げづらかったと思う。結果につながってくれて良かった」
26日のオリックス戦(京セラドーム大阪)での出場は未定だが、最短で27日にリーグ優勝が決まる。
「出来る限り早く決めたい。1試合1試合に勝つことが大事。それで向こう(ソフトバンク)にプレッシャーがかかる。自分たちの試合をやって、それが勝ちにつながればいい」
レギュラーシーズン残り4試合。今後も圧倒的なパフォーマンスを期待したい。
【了】
フルカウント編集部●文 text by Full-Count