初体験のシャンパンファイト! 歓喜の前田健太が通訳に手荒い祝福
古巣広島の25年ぶりリーグ優勝に続き、メジャー1年目で地区優勝
25日(日本時間26日)に本拠地でのロッキーズ戦に、延長10回の末にサヨナラ勝ちし、4年連続となる地区優勝を決めたドジャース。この日の試合前には優勝マジックを「1」に減らしていたため、もし敗れていたとしても、地区2位ジャイアンツが負ければ優勝は決まった。だが、本拠地最終戦、そして名物実況アナのビン・スカリー氏最後の試合で、新人カルバーソンがサヨナラホームラン。劇的な勝利にドジャースタジアムが沸いた。
ダグアウトで戦況を見守った前田健太投手は、カルバーソンの放った打球が左翼スタンドに向かって飛んでいく途中で、仲間と友にグランドへ飛び出した。チームメイトと一緒にホーム付近で輪になって、勝利の立役者カルバーソンを出迎えた前田は、一気に喜びを爆発させた。
メジャー移籍1年目。初めて体験するシャンパンファイトを存分に楽しんだ前田は、その喜びを手荒い形でウィル・アイアトン通訳と分かち合った。米スポーツサイト「SBネーション」のライアン・ウォルトン記者は、クラブハウス内の祝勝会の様子をツイッターでアップ。「ドジャース祝勝会で、ケンタ・マエダが通訳のウィル・アイアトンをバドワイザーが入った容器に投げ込んだ」という言葉とともに、ビールの入った大きな容器をのぞき込むアイアトン通訳を、前田が背後から抱え上げて、そのまま容器の中に放り込むイタズラ映像をツイートした。
放り込んだ前田はもちろん、周りにいたチームメイトも大爆笑。放り込まれたアイアトン通訳も満面の笑みで、一緒に優勝を喜んでいる様子が伝わってくる。
古巣の広島カープは25年ぶりのリーグ優勝。そして、新天地では4年連続の地区優勝。前田が味わった喜びは格別だったに違いない。