ソフトバンクは痛恨サヨナラ負け 延長10回に力尽き、日ハムのマジック1に

岩嵜が同点2ラン被弾、最後はスアレスがサヨナラ打許す、打線も4回以降は沈黙

 ソフトバンクは26日、敵地でのロッテ戦に2-3で痛恨のサヨナラ負け。日本ハムが勝ったため、ライバルの優勝マジックはついに「1」となった。2点リードの7回に岩嵜が同点2ランを被弾。延長10回にスアレスが崩れ、サヨナラヒットを許した。打線も4回以降は沈黙。あまりにも痛い1敗で、ついに崖っぷちに立たされた。

 ソフトバンクは初回、松田のタイムリーで先制。3回には本多の3年ぶりの一発となるソロ本塁打で追加点を加えた。

 今季7試合目の登板となった摂津は、初回に先頭・岡田にヒットを許すも、続く加藤を併殺に仕留めて3人で攻撃を終わらせた。2回は3者凡退。3回も2本のヒットを浴びながら、この試合2つ目の併殺を奪うなど無失点。4回は再び3者凡退に仕留めた。

 5回は2死から連打を浴びるも、続く香月一を三邪飛に打ち取る。6回はヒットと自らのエラーで無死一、二塁。角中の犠打で1死二、三塁とされたが、デスパイネはファウルフライに仕留め、摂津はここで降板。試合前の時点で通算994回2/3としていた右腕は、5回2/3を投げて通算1000投球回に到達した。2番手・森福は鈴木を右飛に打ち取り、ピンチを切り抜けた。

 7回からは岩嵜を投入。しかし、先頭の細谷にショートへの内野安打を許すと、中村にはレフトへの2ランを浴びる。まさかの被弾で同点に追いつかれた。

 延長10回、ソフトバンクは5番手スアレスが登板。先頭の岡田にセンター前ヒットを浴びると、続く加藤がバント。しかし、内川、スアレスのエラーが重なり、無死二、三塁とされる。続く角中は敬遠で満塁。デスパイネは三ゴロに仕留めたが、鈴木がセンター前へサヨナラヒット。2-3で敗れた。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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