防御率1位の田中将大、28日に医師診察へ 注目浴びる最終登板
防御率1位、シーズン200投球回も目前、田中の今季登板はあるか
ヤンキースの田中将大投手が残りシーズンで登板しない可能性を米メディアが報じている。ニュージャージー州最大のニュースサイト「nj.com」が「ヤンキース、マサヒロ・タナカの今季再登板はないかもしれない」との見出しで伝えている。
田中は21日(日本時間22日)のレイズ戦で自己最多となる14勝目(4敗)をマーク。しかし、その後、右前腕部の張りのために登板を回避していた。
現時点でヤンキースのプレーオフ(PO)進出の望みは断たれてはいないが、27日(日本時間28日)にも消滅する可能性がある。記事では「エース、マサヒロ・タナカの次回登板予定日前にポストシーズン進出が不可能となった場合、同投手の今季再登板はどうなるのか、ヤンキースのジョー・ジラルディ監督は明らかにしなかった」とレポート。一方で指揮官は27日(同28日)にチームドクターの診察を受けることを明かしたという。
田中は現在、防御率3.07でア・リーグ1位につけ、自身初のシーズン200イニングにも残り0回1/3と迫っている。タイトル争いにも絡んでいる右腕の登板には地元メディアも注目しているが、記事によると、指揮官は「まだ、話し合ってないんだ。明日、医師のところへ行かせて、一番良いのは何か、彼に決めてもらうよ」と明言を避けたという。田中は残りシーズンでマウンドに立つのか。今季再びエースとして信頼を高めた右腕の動向が注目される。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count