青木宣親、3戦連続H&29度目マルチ PO進出へマ軍監督「本当に嬉しい勝利」
PO進出へ望みつなぐ白星、指揮官「選手全員が貢献してくれた」
マリナーズの青木宣親外野手が28日(日本時間29日)の敵地アストロズ戦で今季29度目のマルチ安打をマークし、12-4の勝利に貢献した。青木はこれで3試合連続安打。前日敗れているチームは連敗を回避し、プレーオフ進出に望みをつないだ。
青木は「1番・レフト」でスタメン出場。初回に遊撃内野安打を放つと、スミスの四球後、カノの3ラン本塁打で先制のホームを踏んだ。3点リードで迎えた2回1死一、三塁の第2打席では中前適時打。7点リードの2死一、二塁では四球を選んで満塁とチャンスを広げ、4点リードの6回1死走者なしでは二ゴロだった。
この日は6回の守備からベンチへ下がり、3打数2安打1打点1四球2得点で打率.277に。チームは15安打で12点を奪って快勝。ワイルドカード争いでプレーオフ出場圏の2位オリオールズにゲーム差2につけている。
試合後、スコット・サービス監督は「選手全員が貢献してくれた。カノの本塁打でリラックスできた。前日のミーティングで話したことを選手が今日、実践してくれた。本当に嬉しい勝利だ」と満足げに語った。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count