前田健太、レギュラーシーズン最終登板へ ローテ組み替えで年俸13億超に
来月3日のジャイアンツ戦で7回以上投げれば年俸総額13億3500万円に
27日(日本時間28日)の敵地パドレス戦で10敗目(16勝)を喫したドジャースの前田健太投手。4回を投げて3安打5奪三振2四死球で3失点(自責3)という内容だったが、一方でさらなるインセンティブをゲットした。今季最終戦となる10月2日(同3日)の敵地ジャイアンツ戦で先発すれば、最終的には基本年俸300万ドル(約3億460万円)に全ての出来高を足して、最大で今季総額1315万ドル(約13億3500万円)に達する可能性が高まっている。
プレーオフを見据えた先発ローテ組み替えのため、27日に急遽先発した前田は、初回の先制3ランが響いて2桁黒星を記録。チームも1-7で敗れたが、この登板で前田はさらなる報酬を手にした。
この試合で今季通算170イニング(173回)を達成したために、新たに25万ドル(約2540万円)の出来高を手にした。投球回数の出来高は計225万ドル(約2億3000万円)となり、基本年俸300万ドル、登板試合数での出来高500万ドル(約5億700万円)、さらに契約ボーナスの100万ドル(約1億150万円)、開幕ロースター入りのボーナス15万ドル(約1500万円)と合わせ、今季の総年俸は1140万ドル(約11億5700万円)となった。
また、次回10月2日のジャイアンツ戦で予定通り先発すれば、今季32度目の先発で新たに150万ドル(約1億5200万円)をゲット。7回まで投げることができれば今季通算180イニングに達し、さらに25万ドル(約2540万円)を手にすることができる。つまり、次回登板で175万ドル(約1億7800万円)の上乗せが可能だ。