DeNA三浦、ラスト登板で10失点 晴れやな面持ちで「本当に感謝しています」
プロ野球新記録の24年連続勝利も…「25年間、ご声援どうもありがとうございました」
DeNAの三浦大輔投手が29日、本拠地でのヤクルト戦で現役最終登板に臨み、6回1/3を12安打10失点で降板。プロ野球新記録の24年連続勝利はならなかったが、「25年間、ご声援どうもありがとうございました」とファンに感謝した。
三浦は6-4の4回に西田にレフトへの適時二塁打で1点差とされると、川端に2点ツーベースを浴び、逆転を許した。6回には山田の左中間への二塁打などで3点を失い、計10失点。直後の攻撃では、涙を流しながら先頭で打席に立ち、中飛に倒れると、現役最後のイニングとなる7回のマウンドへ。先頭の雄平から2ストライクを奪い、最後は137キロの直球で空振り三振に仕留めて、降板となった。
三浦はマウンドに集まった選手1人1人と握手。大きな拍手の中、スタンドに丁寧にお辞儀をしてからダグアウトに戻り、ベンチに座って涙を流した。
登板後は「25年間、ご声援どうもありがとうございました。最後、監督はじめ皆さんに配慮していただき、7回表のマウンドに立たせいていただき、本当に感謝しています。期待に応えることができず申し訳ありませんでした。ファンの皆さんにはマウンドに上がる度、打席に入る度大きな声援を送っていただき本当にありがたかったです」とコメント。安堵の表情の後、晴れやかな面持ちで話した。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count