ダルビッシュ、ストライク率72%の快投 敵主砲も脱帽「手術前より衝撃的」
敵将も「本当にユニーク」、同僚の元燕バーネットは「フィールド上で最高の選手」
ダルビッシュはこの試合で今季最多の12三振を奪い、97球を投げてストライクは実に70球。72パーセントという高いストライク率をマークした。球団公式サイトによると、敵将のケビン・キャッシュ監督も「タフな試合だった。ダルビッシュはノリにノッていた。大量の三振を積み上げていた。打線は苦しんでいたね。速球も良かった。92、93マイル(約148、150キロ)から97、98マイル(約156、158キロ)まで好きなときにスピードを上げられるんだ。本当にユニークだよ」と脱帽していたという。
また、ダルビッシュの後を継いでマウンドに上がり、2/3回を無安打無失点1四球だった元ヤクルトのトニー・バーネット投手も、球団公式サイトの記事の中で「絶好調の彼を見るのは最高だね。フィールド上で最高の選手だった。調子の良い彼を見てるのは楽しいよ」と同僚を絶賛している。
レンジャーズのジェフ・バニスター監督も「本当に衝撃的なボールだ」と驚愕した快投。手術前よりも上という敵打者の証言も飛び出したダルビッシュは、プレーオフに向けてどこまで調子を上げていくのだろうか。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count