SB松坂大輔、3648日ぶり日本復帰マウンドで打者一巡5失点の大乱調登板

1イニングを3安打2奪三振4四死球で5失点、制球定まらず苦戦

 日本球界復帰後初めて1軍昇格を果たしたソフトバンク松坂大輔投手が、2日の楽天戦(コボスタ宮城)で1軍初登板を果たしたが、打者一巡5失点のホロ苦登板となった。

 0-2で迎えた8回から4番手として登板。敵地ながら大きな拍手の中でマウンドへ向かった松坂は、先頭・嶋と対戦、緊張の面持ちで初球143キロのストレートを投げ込んだ。嶋を四球で歩かせると、続く島内、そして代打・松井稼に連続でデッドボール。あっという間に無死満塁のピンチを招いた。

 無死満塁で迎えた3番ペゲーロには押し出し四球で1失点、続くウィーラーの打席には捕逸と遊ゴロの間に2点を失った。1死三塁から茂木に右前適時打をきっかけに3連打で、さらに2失点。最後は岡島と嶋を空振り三振に斬ったが、打者一巡、3安打2奪三振4四死球で5失点だった。

 今季最終線143試合目に実現した1軍マウンドは、2006年10月7日にソフトバンクと戦ったプレーオフ第1ステージ初戦以来3648日ぶり。今季2軍戦では、9試合に登板し、1勝4敗、防御率4.94の成績だった。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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