先発ローテ牽引の岩隈で終戦…マ軍指揮官「球団史上最も記憶に残る1年」
主砲クルーズは手応え「来年につながると思う」
また、クルーズも「映画だったら良かったのに。そうしたら望み通りのエンディングを迎えることができた。この2、3週間はそんな感じだったし、すべて順調に行っていた」と無念のコメント。記事では、マリナーズが最近23試合で16勝を挙げていたことも紹介している。
もっとも、2001年以来16年ぶりのプレーオフ進出に迫ったシーズンは、チームに確かな“財産”を残した。クルーズは試合後に「来年につながると思う。みんな、プレーオフの雰囲気がどんなものか感じたと思う。この一週間はそんな感じだったからね。本当に良かった。僕も多くの試合を経験してきた。最高だったよ」と、熱戦の中で得た手応えを口にしたという。サービス監督も「1年しかマリナーズにいないけど、球団史上最も記憶に残るシーズンだったと信じている。思うようには行かなかったけどね」と話したそうだ。
岩隈も今季、契約自動更新の条件となっていた162イニングを超え(199イニング)、2017年シーズンは1年1400万ドル(約14億2000万円)で残留することが決定的となっている。来季こそプレーオフ進出を果たし、この悔しさを晴らしたいところだ。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count