前田健太、最終戦で今季ワースト3回途中5失点…球団新人記録17勝に届かず
今季最短3回途中KO、最多9被安打とワーストタイ5失点を記録
今季17勝目を目指すドジャース前田健太投手が2日(日本時間3日)、敵地でのジャイアンツ戦に先発し、今季最短3回途中5失点KOを喰らった。2回までに5点を失うと、3回2死満塁としたところで降板。球団新人記録に並ぶ17勝目が期待されたが、まさかの今季ワーストパフォーマンスとなってしまった。チームは1-7で敗れた。
勝てばワイルドカードでプレーオフ進出が決まるジャイアンツの気迫に押された。初回先頭スパンから3連打で2点を失うと、2回には2死一、三塁からスパンに右翼へ三塁打されて2失点。次打者に四球を与え、再び2死一、三塁としたところで、ポージーに道前適時打を許し、1点を追加された。
3回は不運にも見舞われた。2死一、二塁から相手先発ムーアを遊ゴロに打ち取ったかに見えたが、捕球したシーガーが送球しきれずに内野安打。2死満塁としたところで、67球(43ストライク)でマウンドを2番手アビランに託した。アビランは続くスパンを空振り三振とし、さらなる失点を防いだ。2回2/3を投げて9安打3奪三振2四球5失点(自責5)。防御率は3.48。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count