ロッテ打線、CSへ向けて各選手が存在感 福浦は2安打で2000安打へ68本
岡田は下克上再現へ絶叫「みんなで勝ちましょう!」
CSに向け、ロッテの攻撃陣が存在感を発揮した。4日の楽天戦で、初回に首位打者確実の角中がプロ入り初の2桁勝利へ気合が入っていた楽天・美馬から先制タイムリーを放つと、5番・福浦が2死二塁から地面につきそうなフォークを技ありのバッティングで中前に運び、2000本まであと69本となる適時打とした。
9月17日の日本ハム戦(札幌ドーム)以来のタイムリーに「何とかバットに当たってくれてよかった」と福浦。4回にも左翼線を破り、2打席連続安打を放った。キャプテン鈴木大地も4回に美馬の145キロのストレートを右中間二塁打として、チーム3点目。「しっかりした野球を最後までやっていきたい」と話した。
初回にセーフティーバントを失敗したが、何とか遊撃内野安打で先制機をつないだ選手会長の岡田は「週末からCSが始まります。みんなで勝ちましょう!」とお立ち台で絶叫。下剋上ロッテ、2010年の再現を誓っていた。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count