レ軍“ダブルエース”で頂点へ! 左腕ハメルズ&右腕ダルビッシュの壁
チームリーダーは信頼「頼りになる2人がいるとデカイ」
今季15勝5敗で防御率3.32のハメルズと、右ひじ靱帯修復手術から復帰して7勝5敗、防御率3.41と完全復活の狼煙を上げるダルビッシュが形成する“ダブルエース体制”は、チームメイトにとって心強い存在のようだ。チームリーダーのベルトレが、球団公式サイトに2人に寄せる信頼を語っている。
ベルトレは「本当にデカイよ。だって、2人のエースがチームにいるということなんだから。コール(ハメルズ)とダルビッシュは偉大な投手だ。間違いなく、どのシリーズでも最初の2試合は他の投手にはならない。頼りになる2人がいるとデカイ」と断言。中でも、手術から復帰1年目で尻上がりに調子を上げたダルビッシュの復調ぶりを、ベルトレは大いに喜んでいる。「ユウが健康でいて、特にシーズン最後の2試合のような登板をしてくれれば、我々にとって大きい。みんな間違いなくワクワクしているんだよ」と、悲願のワールドシリーズ制覇を見据えたという。
ダルビッシュは、9月24日(同25日)の敵地アスレチックス戦では7回2安打無失点で9三振、同30日(同10月1日)の本拠地レイズ戦では6回3安打1失点ながら12三振という圧巻の投球で、2勝を挙げていた。シーズン最終盤で圧倒的なピッチングを見せたダルビッシュは、白星と共に同僚からも大きな信頼を勝ち得たようだ。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count