元阪神・呉昇桓のメジャー1年目に称賛の声「救世主」「明らかに期待超えた」
韓国人右腕に称賛の声、カージナルスGMも大絶賛
今季、阪神から大リーグ・カージナルスに移籍した韓国人右腕・呉昇桓投手(34)がメジャー1年目で評価を大きく高めることに成功した。今季は76試合に登板し、6勝3敗、14ホールド、19セーブで防御率1.92。チームはナ・リーグのワイルドカード争いで惜しくもプレーオフ進出を逃したが、ブルペン陣を支えたその活躍に称賛の声が寄せられている。
セントルイスの地元紙「セントルイス・ポスト・ディスパッチ」電子版は「オはカージナルス救援陣の救世主となった」との見出しで特集記事を掲載。「今シーズンの彼は言葉では言い表せない。34歳の韓国人は韓国リーグと日本のリーグで成功を収め、米国でも活躍している。彼は“ストーン・ブッダ”でありながら“セミファイナル・ボス”から“ファイナル・ボス”へと進化を遂げた」とその活躍と絶賛している。
記事では今季ナ・リーグのリリーフ投手の中で防御率3位、WHIP(1イニングあたりの安打数+与四球数)が0.92で同6位、103奪三振は同3位だったことを紹介。離脱も9月に左脇腹の張りを訴えた1週間のみで、球団の新人リリーフ投手としては1986年に新人王とセーブ王に輝いたトッド・ウォーレル以来の「最高の働き」とレポートしている。