元阪神・呉昇桓のメジャー1年目に称賛の声「救世主」「明らかに期待超えた」
来季もクローザーの可能性、指揮官「何ひとつ奪うつもりはない」
記事によるとカージナルスのジョン・モゼラックGMも「明らかにオは期待を超えた」と今季の活躍に驚嘆の声を漏らしており、「彼と契約した当初、私たちは彼を控え投手として考えていた。そして、最終的にはクローザーになった、彼が上りつめ、成し遂げたことは……いろんな意味でオは私たちを救ってくれた。彼は素晴らしい1年を過ごした。彼が成し遂げたことは想像しがたいが、機会をものにしたね」と賛辞を贈っている。
カージナルスは14年、15年と2年連続で40セーブ超えを記録したトレバー・ローゼンタールがクローザーを務めていたが、今季途中から呉昇桓が守護神となった。マイク・マシーニー監督は韓国人右腕の投球内容を高く評価しつつ、「彼はとても良かった。彼から何ひとつ奪うつもりはない。確実にね。スプリングトレーニングでどのように機能するか見るつもりだ」と来季も守護神を任せる可能性を示唆しているという。
韓国で5度、そして阪神時代に2年連続でセーブ王に輝いている右腕。34歳で臨んだメジャーの舞台でもその実力を証明している。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count