ファイナル初戦に先発のソフトバンク武田「見直す時間あった」
初勝利挙げた札幌で大事な試合「しっかりとチームに勝ちを」
CSファーストステージの突破を決めたソフトバンクは、10日にヤフオクドームで先発投手のみの練習を行った。札幌でのファイナルステージ初戦に先発することが濃厚な武田翔太もリラックスした表情を見せ、アップやキャッチボールで汗を流した。
ファーストステージでの登板がなく、9月28日のロッテ戦以来登板間隔が開いたが、武田は「見直す時間があった」と前向きに捉える。
「(CSに向けては)基本やることは変わりません。見直したのはバランスとかの細かいところ。大事な試合なので、しっかりチームに勝ちをつけられるようにしたい」
今シーズンは札幌ドームでの登板はないが、同球場は2012年7月にプロ初登板・初先発で初勝利を挙げた記念すべき場所。シーズンの天王山といわれた9月22日の直接対決は、「不甲斐ない内容」(当日の武田コメント)のピッチングで日本ハムのマジック点灯を許しただけに、敵地でしっかりとリベンジを果たしたい。
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藤浦一都●文 text by Kazuto Fujiura