日ハム、5回に一挙6得点で武田をKO! 西川&近藤が2点適時打、中田が2ラン

リアル二刀流・大谷も初安打

 日本ハムの大谷翔平投手が12日のソフトバンクとのCSファイナルステージ第1戦(札幌ドーム)で指名打者制を解除し、「8番・投手」で先発登板。0-0で迎えた5回無死一塁の第2打席で中前安打を放ち、今ポストシーズン初安打をマークした。日本ハムは5回に一挙6点を奪う猛攻で大谷を援護した。

 レアードのヒットの直後、大谷は武田の初球、甘く入った145キロを狙い打った。二遊間を鋭く破る一打で無死一、二塁にチャンスを拡大。さらに、続く大野の送りバントを投手・武田がファンブルし二塁進塁。同満塁からの西川の中前安打で三塁走者・レアードに続き、2点目のホームを踏んだ。日本ハムはさらに近藤の左前2点適時打、中田の2ランでこの回6得点。ここで武田を降板に追い込んだ。

 大谷は投球でも最速162キロの直球、スライダーを軸に5回まで無失点と好投。内川の左翼線二塁打で招いた4回1死二塁では長谷川を一ゴロ 、松田を中飛に打ち取った。5回まで1安打無失点に抑えている。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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