日ハム中田がCSファイナル1号! 豪快アーチでホークス武田をKO
左中間スタンドへ飛び込む2ラン
日本ハムの中田翔内野手が12日のソフトバンクとのCSファイナルステージ第1戦(札幌ドーム)でCSチーム1号を放った。
4点先制した直後の5回1死一塁。武田の144キロ直球を完璧に捉えた。左中間席へ飛び込む1号2ラン。武田をKOする一発となった。
この回は無死満塁から西川の中前2点打で先制。1死二、三塁で近藤も中前2点打で続き、4番の一撃につながった。打者9人、5安打6得点を奪った。
中田は14年のクライマックスシリーズでは計9試合でポストシーズン新記録となる4戦連続を含む5本塁打、打率.289(38-11)、9打点と大暴れ。ファーストステージでオリックスを破り、ファイナルでもソフトバンクをあと一歩のところまで追いつめた。
前日練習後、栗山監督から「野球界の大きな歴史の中で大事な試合は主役が決めてきている。誰が主役とは言わないですけど、信頼と大きな期待を持っています」と6戦4勝制の短期決戦のキーマンを挙げられた。初戦の主役と呼ぶにふさわしい豪快なアーチとなった。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count