元阪神・呉昇桓、WBC韓国代表第1次エントリー選外を「尊重」、韓国紙伝える
呉昇桓が決定を尊重する姿勢、韓国メディアが伝える
カージナルスに所属する元阪神守護神の呉昇桓投手が、来年3月の第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の韓国代表第1次エントリーから外れたことに関して決定を尊重する姿勢を見せている。韓国紙「朝鮮日報」が報じている。
韓国野球委員会は今月6日にWBCの第1次エントリー50人を発表し、レンジャーズの秋信守外野手、パイレーツの姜正浩内野手、オリオールズの金賢洙外野手、マリナーズの李大浩内野手、ツインズの朴炳鎬内野手のメジャーリーガー5選手が入る一方、呉昇桓はメンバーから漏れていた。同紙によると、昨オフに持ち上がったマカオでの違法賭博問題が影響したようで、米国から帰国した右腕は「韓国野球委員会の決定を尊重します」と語ったという。
呉昇桓はメジャー1年目の今季、76試合に登板し、6勝3敗、14ホールド、19セーブ、防御率1.92と躍進。30試合以上を締めくくるという条件をクリアしたことで来季契約も自動更新となっており、米メディアからも「オはカージナルス救援陣の救世主となった」と称賛されていた。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count