広島、2戦連続完封で25年ぶり日本S進出王手 野村6回零封&丸2打点&田中ソロ
1勝のアドバンテージと合わせて3勝0敗、25年ぶり日本S進出王手
広島が13日、DeNAとのクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ第2戦(マツダスタジアム)で3-0と勝利し、2連勝をマークした。1勝のアドバンテージと合わせて3勝0敗とし、25年ぶりの日本シリーズ進出に王手をかけた。
第1戦で先発のジョンソンが完封勝利を挙げた広島は第2戦で先発した野村も好投。初回から3イニング連続で3者凡退で打ち取るなど、6回を3安打4奪三振無失点に抑えた。
打線も先手を取り、第1戦で猛打賞の活躍を見せた田中が初回、DeNA先発の三嶋から二塁打をマーク。菊池の犠打後、丸が右前適時打を放ち、1点を先制した。3回にも丸が1死三塁から犠飛を放ち、追加点。8回には先頭の田中が右翼席へ貴重なソロ弾を放ち、リードを3点に広げた。
救援陣も奮闘し、7回以降、今村、ジャクソン、中崎と継投し、完封リレー。2試合連続でDeNA打線をシャットアウトし、2連勝を飾った。丸がこの日2打点、田中は2試合で5安打の活躍。これで広島は3勝0敗とし、1991年以来の日本シリーズ進出に王手をかけた。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count