球場で開催 ゴルフと野球の垣根を越えたプロモーションイベント
日本でもスポーツの垣根を越えた取り組み
この日、始球式を務めたのはミネソタ州出身で、今回のライダーカップでも米国代表の副キャプテンを務めたトム・レーマンだった。試合が始まってからもビッグスクリーンではライダーカップが宣伝され、打者の1順目の打席で表示される選手たちの写真がゴルフシャツを着用したものだった。ツインズ側も「ライダーカップナイト」でしか見られない独自のコンテンツで協力し、街全体でライダーカップを迎え入れている様子がうかがえた。
ブースでは、訪れた野球ファンたちがライダーカップに触れることができる【写真:(C)PLM】
日本でも最近は動画配信という技術で野球とゴルフのスポーツの垣根を越えた取り組みが目立っている。
パシフィックリーグマーケティング(PLM)では昨年に引き続き、今年も2大会において日本のプロゴルフとタッグを組んだ。パ・リーグTVのライブ配信プラットフォームを利用し、PGA大会特設ページとパ・リーグTV内にてライブ配信を実施。現在もスマホ、PC、タブレットでPGAジュニアゴルフ選手権大会の太平洋クラブカップとPGAシニアツアーのアルファクラブCUP シニアオープンの見逃し配信をパ・リーグTV内で視聴することができる。
メジャーリーグの試合が開催されているスタジアムではゴルフ大会のプロモーションが行われ、日本では野球コンテンツを提供する公式サイト(パ・リーグTV)でゴルフの映像が見られるようになった。こういった競技の垣根を越えたさまざまな取り組みが、スポーツ界の輪をさらに広げ、スポーツ界全体を盛り上げていくことになるのだろう。
(記事提供:パ・リーグ インサイト)
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「パ・リーグ インサイト」新川諒●文