日ハム大谷、第6戦までもつれたら中4日での先発も? 栗山監督「考えます」

第1戦は二刀流で7回無失点、第4戦は2点二塁打、第5戦以降は…

 日本ハムの栗山英樹監督が15日、大谷翔平投手のCSファイナルステージ第5戦以降(札幌ドーム)での起用法について「考えます。いろんなことを考えています」と熟考することを明かした。

 大谷は12日の第1戦で「8番・投手」で先発登板。7回1安打無失点&1安打と奮闘した。第2戦以降は「3番・指名打者」で先発フル出場。この日は6回1死一、二塁でバンデンハークから右中間2点二塁打を放ってCS初打点をマークした。栗山監督も「大きかったね」と評価するなど、打線に欠かせない存在となっている。

 しかし、新人・加藤に先発を託す16日の第5戦で仮に敗れれば、第6戦は絶対に負けられなくなる。日本最速164キロ右腕は第1戦から中4日。決して登板不可能な調整期間ではない。

 第4戦は2-5で敗れ、4年ぶりの日本シリーズ進出はお預け。栗山監督は第5戦へ向け、「(先発の加藤は)緊張すると思うけど、それはお互いさま。『精いっぱいやりました』と言えるように思い切ってやってほしい」と期待した。

 二刀流・大谷の中4日での投入はあるのか。栗山監督の決断に注目だ。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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