大谷翔平、日本Sは野手に専念か!? 指揮官「先発投手をやらなくていい…」
機を見た采配でSBを下した栗山監督が温める大谷起用法とは…
16日のCSファイナルステージ第5戦(札幌ドーム)で日本最速165キロの剛速球を投げ、日本シリーズへ導いた日本ハム・大谷翔平投手。14、15年と日本一連覇していたソフトバンクを下し、22日からセ・リーグ制覇した広島との日本シリーズに臨む。
CSファイナルステージは12日から始まる5連戦だった。第1戦は「8番・投手」のリアル二刀流で出場し、7回1安打無失点&2打数1安打1犠打をマークして勝利投手に。第2戦以降は「3番・DH」での出場が続いたが、16日の第5戦では「3番・DH」で先発出場しながら、3点リードの9回裏に指名打者制を解除。打者で先発して試合途中から投手として登板するのは、2013年8月18日のソフトバンク戦以来2度目。ここで自身初のセーブをマークし、チームの4年ぶり日本シリーズ出場に大きく貢献した。
大谷のCSでの成績は、打撃で5試合出場、打率.188(16打数3安打)、2打点だったが、投手で2試合に登板し、8イニングで1勝1セーブ、防御率0.00をマーク。二刀流としてフル回転したが、日本シリーズでは一体どんな起用法となるのか? 16日の試合後、栗山監督はこんなヒントを明かした。
「CSだけは無理をさせると言っていた。日本シリーズは無理をさせない。普通にいく」