野球の「知りたい」がここに。ベースボール専門メディア

Full-Count

巨人に入団も1年で引退 元プロ選手が始めた再就職支援、その思いとは

再就職に向けて大学で無料のパソコン講習も

 川口さんが手掛けた再就職先は不動産、アパレル、コンサルティング会社、製菓工場、フィットネスなど多岐にわたり、着付けの学校で着物のバイヤーを務めるなどのユニークな仕事もある。その中でも多いのはシステムエンジニアだという。

「我々が提携している大学で、パソコンの講習を無料で受けられます。引退後、再就職までの数か月間で勉強してもらっています」

 NPBでもセカンドキャリアをサポートしているが、選手が自ら相談に行くケースは少ないと話す川口さん。事業を始めて今年で5年。元選手たちにどのような企業が適しているのか分かってきたことも多く、「1年ほどで辞めてしまう元選手が多い中、仕事に夢中になり1年目からバリバリ働ける環境、2年後、3年後をイメージさせて、夢を見させてくれるような環境がある会社を選んでいます」と語る。

 引退を決断した選手が第2の人生でも輝けるように――。川口さんはできる限りのサポートを続けている。

【了】

篠崎有理枝●文 text by Yurie Shinozaki

  • 「Full-Count」×「teams LEAGUE」
  • 「NO BASEBALL, NO LIFE.」 ×「Full-Count」