“過小評価”の青木宣親は複数年契約でシアトル残留!? 米専門サイトが予想

打率.286、出塁率.350と上位打線として十分な成績も5年で4球団を転々

 今オフにフリーエージェント(FA)となるマリナーズの青木宣親外野手。地元メディアはこぞって「マリナーズと再契約」という予想を立てているが、米スポーツ専門サイト「ブリーチャー・リポート」が、改めて複数年契約の可能性も含めたマリナーズ残留を予想している。

「過小評価されるスターのうわさと予想」と題した特集記事では、レンジャーズの先発投手コンビ、デレク・ホランドとコルビー・ルイス、インディアンスのワールドシリーズ進出の立役者マイク・ナポリに加えて、青木について言及。8月3日までは打率.247、出塁率.321と低調だったが、そこからは残り41試合で48安打を放ち、最終的には打率.283、出塁率.349まで数字を上げた活躍ぶりだったことを紹介している。

 記事では、メジャー通算打率.286、出塁率.350と上位打線としては十分な成績にも関わらず、青木は「メジャーで腰を据えられていない」と、5年間ですでに4球団に在籍している事実を指摘。打線の中軸に座る強打ネルソン・クルーズとロビンソン・カノの前に出塁率が高い選手を置きたいチーム事情と合わせ、「もしマリナーズが青木は安定した成績を残せると信じるなら」と前置きした上で「この先数年リーグ内で脅威となるリードオフマンを抱えられる」と複数年契約で残留する可能性を予想した。

 今季はメジャー移籍後初めてのマイナー降格を味わうなど序盤は苦しんだが、球宴後は51試合に出場して打率.339、出塁率.390の大活躍でいい形でシーズンを締めくくった。マリナーズに残留するのか、移籍するのか。青木の去就に注目が集まる。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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