「大学BIG3」は全員1巡指名! 3人揃って複数球団競合と大人気!
田中に5球団、柳に2球団、佐々木は外れ1位で5球団
プロ野球のドラフト会議が20日、都内で行われた。
「大学BIG3」と呼ばれた3投手は、全員が1巡指名された。注目度No.1の156キロ右腕・田中正義投手(創価大)は、ロッテ、ソフトバンク、日本ハム、巨人、広島の5球団が競合した末、ソフトバンクの工藤監督が交渉権を引き当てた。
大きな落差を持つカーブが武器の明治大・柳裕也投手には、中日とDeNAの2球団が競合。くじ引きの結果、中日の森監督が交渉権を引き当て「うちは最下位のチーム。一からの出直しでいい投手が取れました。六大学野球の明治ですから、立派な野球をやってくれると思う」と相好を崩した。
前代未聞だったのは、桜美林大・佐々木千隼投手だ。抽選を外れた球団が再び1位を指名する「外れ1位」で、ロッテ、日本ハム、広島、巨人、DeNAの5球団が競合。抽選の結果、ロッテが交渉権を獲得した。
大学時代にしのぎを削った3人が、今度はNPBに舞台を移してトップを目指す。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count