日ハムの第1戦先発は大谷 栗山監督が発表、期待値は「無限大にあります」

日本最速165キロの衝撃投球から中5日で先発へ、「大谷翔平でいきます」

 日本ハムの栗山英樹監督が21日、22日の広島との日本シリーズ第1戦(マツダスタジアム)で大谷翔平投手を先発させると明かした。マツダスタジアムでの前日練習前に広島・緒方孝市監督と監督会議に臨み、予告先発とすることを決定。その後の監督会見で、「何もなければ、大谷翔平でいきます」と明かした。

 大谷は「3番・DH」で先発した16日のソフトバンクとのCSファイナルステージ第5戦で9回からリリーフ登板。日本最速を更新する165キロをマークし、1イニングを3者凡退に抑えた。第1戦先発なら、その衝撃の投球から中5日となる。18日の練習後にドラフト会議のためにチームを離れていたとあって、栗山監督は「もう1度確認します。今発表しちゃいましたけど、まぁ大丈夫だと思います」と期待した。

 注目は日本シリーズ中の起用法だ。CSファイナルステージでは初戦の7回無失点で勝利投手になった後に、4戦連続で「3番・DH」でスタメン。第5戦では9回に指名打者制を解除して抑え投手を任せるというハードな起用法だった。栗山監督は「無理はさせない。オーソドックスに休みを取りながら、シーズンと同じ様にいきます」と話した。

 会見の最後では「大谷翔平へ期待すること」を問われ、栗山監督は「今年はチームにも彼(大谷)にも大きな意味を持つ年。翔平にはずっと『チームを勝たせろ』と言ってきて、今年はリーグ優勝を遂げてくれた。どう約束を守ってくれるか。歩みを見届けたい。大谷への期待値? 無限大にあります」と笑顔で締めくくった。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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