日ハム中田にとって広島黒田は「スーパースター」 「1球1球を楽しみたい」
日本Sでも「目立てるように」、第1戦先発の大谷には「普通にやってくれれば」
日本ハムの中田翔内野手が広島との日本シリーズへ向け、「目立てるように一生懸命頑張りたい」と意気込みを語っている。
初戦前日の21日には敵地・マツダスタジアムでのフリー打撃を行うなど軽めの調整で終えた。ソフトバンクとのCSファイナルステージ(札幌ドーム)では第5戦で4点差の2回に追撃の2号ソロを放つなど打率.333(18打数6安打)、2本塁打、5打点。クライマックスシリーズMVPに輝き、日本シリーズでも期待がかかる。
「その日その日で打った選手がヒーローになって。僕もどうなるか分からないですけど、目立てるように一生懸命頑張りたいです。短期決戦は1試合1打席が大事になってくる。いつもより集中して打席に立ちたい。1球も無駄にすることないように。いろんな意味で楽しみながら、1試合1試合できればいい」
22日の第1戦は二刀流・大谷翔平投手が先発する。「3番・DH」でスタメン出場した16日のソフトバンクとのCSファイナルステージ第5戦では3点リードの9回にDHを解除して救援。日本最速165キロをマークして3者凡退。4年ぶりの日本シリーズ進出へ導いた。中田は二刀流の実力を認めているからこそのメッセージをおくった。