日ハム大谷、パ投手では松坂以来12年ぶりのヒット フェン直二塁打にどよめき
ジョンソンから左中間フェンス直撃の二塁打
日本ハムの大谷翔平投手が22日の日本シリーズ第1戦(マツダスタジアム)に「8番・投手」で先発。0-0で迎えた2回に、パ・リーグ投手としては12年ぶりとなる日本シリーズでのヒットを記録した。
大谷は初回、田中を二飛、菊池を見逃し三振と簡単に2死を奪った。丸には直球をセンター前に運ばれたが、松山は154キロの直球で空振り三振に仕留めた。
直後の2回、日本ハム打線は田中が遊ゴロ、レアードが遊直で2アウト。走者なしで打席に立った大谷は、1ボールから左腕ジョンソンの内角高めの146キロの直球を振った。詰まっているかに見えた打球はグングン伸びて、左中間フェンス直撃。センターの丸がジャンピングキャッチを試みたが及ばず、ツーベースとなった。
敵地マツダスタジアムがどよめく一打。パ・リーグ投手の日本シリーズでのヒットは、04年の松坂大輔(西武)以来12年ぶりとなった。続く大野はニゴロに倒れ、先制点にはつながらなかったが、日本シリーズ初出場の二刀流右腕が序盤から存在感を見せた。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count