ハム栗山監督、初戦黒星の大谷かばう 「監督が下手くそ。オレが悪い」

栗山監督、日本S黒星発進に自身責める

 日本ハムの栗山英樹監督が22日、広島との日本シリーズ第1戦(マツダスタジアム)で1-5で敗れ、「監督が下手くそ。オレが悪い」と自身を厳しく責めた。

 日本シリーズ初出場の先発・大谷が2回1死一、三塁で重盗を仕掛けられ、先制点を献上。次打者は投手のジョンソンで、本来なら捕手・大野の二塁送球をカットする場面だった。栗山監督は「あの場面は誰が見ても分かるだろう」とだけ説明。足元をすくわれ、広島に主導権を握られた。

 大谷は4回に先頭・松山の右中間ソロ、1死からエルドレッドに中越えソロを浴びた。栗山監督は「いつもより悪かった。こういう感じは久しぶりかな。本人も悔しかったと思う。ずっと完璧は難しい」と剛腕をかばった。

「うちが先に点を取っていれば違った展開になっていたはず。一生懸命やっているところをいかせなかった。監督が下手くそ。オレが悪い」と栗山監督。23日の第2戦へのリベンジへつなげたいところだ。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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