広島緒方監督、ベテラン石原を絶賛　「何より投手の力を引き出す石原のリード！」

先発・野村は6回1失点、「素晴らしいバッテリーです」

　広島は23日、日本シリーズ第2戦で日本ハムに5-1で快勝し、本拠地マツダスタジアムで2連勝を飾った。2回に小窪のタイムリーで先制。同点の6回に日本シリーズ史上初のリプレー検証で判定が覆り、決勝点を奪うなど、一挙4得点で試合を決めた。先発・野村は6回1失点とゲームを作った。

　試合後の勝利監督インタビューで、緒方監督は前日はベンチスタートだった小窪のスタメン抜擢について「今日は打撃コーチの方が是非、小窪を使ってくれということで、見事に小窪がその期待に応えましたね」と明かした。選手会長が大仕事をやってのけた。

　さらに、6回の4点については「上位打線がしっかりつないで自分らしい打撃が出来て、ビッグイニングになりましたね。素晴らしい攻撃でした」と選手を絶賛。また、野村について聞かれると、「祐輔が本当にいいピッチングしてくれて、その後投げたピッチャーもしっかり投げてくれて、何よりそのピッチャーの力を引き出した石原のリード！　素晴らしいバッテリーです」とベテラン捕手・石原を称えることも忘れなかった。

「本当に一戦一戦、カープの野球をやるだけです」

　25日の第3戦は札幌ドームに舞台を移して行われるが、流れはしっかりと掴んだ。敵地でも広島らしい野球を続ければ、32年ぶりの日本一が見えてきそうだ。

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フルカウント編集部●文　text by Full-Count