阪神が秋季練習打ち上げ 29日からは“地獄キャンプ”に突入
29日から秋季キャンプがスタート
阪神は26日、甲子園、鳴尾浜で行われていた約3週間に及ぶ秋季練習を打ち上げた。1日の休日を挟み29日からは高知県・安芸で秋季キャンプがスタートする。筋力トレーニング、ランニング、そして実戦も入ってくるに向け金本監督は「覚悟はしといてもらう」と、“地獄キャンプ”を予告した。
秋季キャンプは野球漬けの1日になる。これまでと違い筋力トレーニングの負荷や回数、ランニング量が大幅に増え、そこに紅白戦などの実戦(対外試合を含む)も絡んでくる。指揮官は「筋肉痛慣れをね。僕も経験しているし、そのうち筋肉痛も起こらなくなる。昨日、トレーニングしたから実戦で投げないとかはまず無いから」と力説し、徹底して体をいじめ抜くことを口にした。
今季、先発でスタートした岩崎は中継ぎへ、ルーキーの板山は外野以外にも二塁、三塁にも挑戦するなど、巻き返しを誓う来季に向け動くことになる。金本監督は「自分の足りないところをまず分かってほしい。理解して、分かって、自分を知る。そうやって終わって、自信をつけるところはつけて欲しい」と期待を込めた。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count