日ハム栗山監督、西川の劇的サヨナラ満弾に涙「感動した」
「みんなの思いが遥輝に乗り移っていた」
日本ハムが27日、広島との日本シリーズ第5戦(札幌ドーム)で劇的なサヨナラ勝ちを収め、10年ぶり日本一に王手をかけた。1-1の9回裏に西川が満塁弾を放った。2連敗からの3連勝で一気に王手をかけた栗山監督は「感動しました」と目を潤ませた。
先発の加藤が初回に先制点を許し、2回途中で降板。しかし、2番手のメンドーサが2回1死満塁あピンチを無失点で切り抜けると、7回に岡の犠飛で同点に追いついた。そして9回、相手守護神・中崎から2死満塁のチャンスを作ると西川が右翼席へ劇的満塁本塁打を運んだ。
試合後、インタビューに答えた指揮官は「感動しました」と一言。西川の一発について聞かれると、「打った瞬間、越えるとは思った。どこまでいくかはわからなかったけど、ホントにみんなの力が、みんなの思いが遥輝に乗り移っていた感じがした。本当によかった」と目を潤ませながら振り返った。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count