逆転勝利の日ハム、ファンからは好救援のメンドーサ称賛の声「影のMVP」

2回1死満塁のピンチで見事火消し、5回2/3を1安打無失点と好投

　日本ハムが27日、広島との日本シリーズ第5戦（札幌ドーム）で劇的なサヨナラ勝ちを収め、10年ぶりの日本一に王手をかけた。1-1の9回裏に西川が満塁弾を放ち、5-1で勝利。2連敗から3連勝をマークした。

　試合後、お立ち台に立ったのは西川。ただ、ツイッター上では「影のMVP」としてメンドーサを称賛する声が多数上がった。

　この日は先発の加藤が初回に先制点を許し、2回も先頭の小窪に四球、下水流に右翼フェンス直撃の二塁打を浴びて、二、三塁のピンチを招いた。1死後、さらに田中にも四球を与えたところで降板。この後を受けたのが助っ人右腕だった。

　ここでメンドーサは菊池を三ゴロに打ち取ると、丸を空振り三振に仕留めてこの回を無失点で切り抜けた。今シリーズ初スタメンマスクを被った市川も好リードが光り、ハーフバウンドのボールを止めるなどの好プレーもあった。

　その後、メンドーサは7回まで投げ、5回2/3を1安打5奪三振無失点と好投。その後の逆転劇につなげた。市川も好リードだけでなく、3つの犠打を成功させており、貢献度は大きかった。

　試合後のツイッターでは「今日の影のMVPはメンドーサ」、「隠れヒーローはメンドーサ」、「今日のメンドーサはやばかった！」、「一番の功労者はメンドーサ」などの声が殺到。多くのファンがロングリリーフで流れを引き寄せた右腕を称えていた。

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フルカウント編集部●文　text by Full-Count