日ハム栗山監督、第6戦の大谷救援否定「翔平は使わない。無理させられない」

日本一王手をかけた第6戦は増井が先発

　日本ハムの栗山英樹監督が29日、広島との日本シリーズ第6戦（マツダスタジアム）で大谷翔平投手を起用しない方針を示した。試合前に報道陣の取材に応じ、「翔平は使わない。無理はさせられない」と話した。

　3勝2敗で日本一に王手をかけて臨む第6戦は増井浩俊投手が中5日で先発する。大谷は3勝3敗となった場合の第7戦に先発する見通しとなっているが、第6戦でリードした場面で終盤を迎えれば、救援登板するゼロでない。大谷も「言われた所で頑張るだけです。いつ行けと言われても問題ない。リリーフでも同じ。こだわりもない」と語っている。

　指名打者制ではないため、栗山監督の発言を額面通りに受け取れば第6戦では代打待機となる。10年ぶり日本一をかけた決戦。栗山監督が“禁じ手”に打って出るのか注目だ。

【了】

フルカウント編集部●文　text by Full-Count