【U-23W杯】侍J4連勝&1位突破へ豪州と全勝対決へ 好調山下「明日打たないと意味ない」
オープニングR最終戦はオーストラリアと全勝対決、指揮官は先発・笠原に期待
5回のマウンドには、2番手の塹江(広島)が登場。初戦ニカラグア戦では2/3回を投げて4四球と荒れたが、登板間にしっかり修正し、この日は3者凡退で試合を締めくくった。
前日は4失策を記録した守備も、3回に遊撃・植田が三遊間を抜けそうな打球を好捕し、一塁で刺すファインプレーを披露。斎藤監督は「昨日は自分たちで隙を見せた。それをしっかり反省して、今日はしっかり守ってくれた」と満足そうにうなずいた。
11月1日(同2日)のオープニングラウンド最終日はオーストラリアと全勝対決を迎える。先発を務める左腕・笠原(ソフトバンク)に、指揮官は「(持ち味を)そのまま出してくれれば、そうそう打たれる相手じゃないと思っている」と期待を寄せる。この日猛打賞だった山下も「今日の試合というより、明日の試合で打たないと意味がない」と気合十分。全勝突破、さらに全勝優勝を目指して、侍ジャパンが突き進む。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count