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日米の頂上決戦を盛り上げる様々な仕掛け&イベントとは?

米国ではチームOBや地元を大切にする傾向

 一方ワールドシリーズ初戦では、映画「メジャーリーグ」で主演を務めたチャーリー・シーンを求める声が多く、シカゴでの試合ではスティーブ・バートマン(注:2003年マーリンズとのナショナルシリーズチャンピオンシリーズ第6戦で勝ち越しまであと4アウトだったが、ファウルボールを捕球してしまいそのあとチームは逆転負けを喫したため戦犯として扱われた)を推す声もあった。実際にはクリーブランドの始球式を務めたのはOBであり、1995年ワールドシリーズ進出メンバーの二人であるケニー・ロフトンとカルロス・バイエガだった。米国は日頃からチームのOBや地元というのをとても大切にする傾向がある。

 それは彼らが引退をしてからも地域や球団との関わりを大切にしているからかもしれない。ワールドシリーズのようなビッグイベントの前にはOB、そしてコミッショナーが地域の慈善団体を訪れ、次世代への野球普及の活動を行うことが多い。今回もインディアンスのホームグラウンドのプログレッシブ・フィールドから10分ほど離れた会場でイベントを開催した。

 そして夜にはGALAと呼ばれる前夜祭のようなイベントが行われ、両球団のOBやリーグ関係者、そして招待されたVIPなどが一同に集う。このようなビッグイベント前は、関係者にとって一種の同窓会になるようだ。

 ワールドシリーズ、そして日本シリーズでは試合が進むにつれて、さまざまな仕掛けなどが行われているが、日米それぞれで多くの人々を巻き込む一大イベントであることがうかがえる。毎年二つの土地しか開催することが許されない戦いをどう盛り上げるのか、グラウンド外の仕掛けにも注目していきたい。

(記事提供:パ・リーグ インサイト

【了】

「パ・リーグ インサイト」新川諒●文

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