WS第7戦は死闘 同点で延長突入も雨で一時中断、球史に残る名勝負へ
カブスが勝てば108年ぶり、インディアンスが勝てば68年ぶり世界一
インディアンス3勝、カブス3勝で迎えた2日(日本時間3日)のワールドシリーズ第7戦は、6-6で延長戦に突入。インディアンスの本拠地プログレッシブ・フィールドでは9回が終了したところで強い雨が降り始め、中断となった。
試合はカブスの3点リードで終盤に突入。カブスは8回2死一塁で守護神チャップマンを投入したが、インディアンスのガイヤーが右中間へのツーベースを放ち2点差に。さらに、続くデービスはレフトへの2ラン。劇的な一発で同点とした。
カブスは9回、1死三塁のチャンスを作りながら、後続が倒れて無得点。一方、インディアンスはその裏の攻撃でチャップマンの前に3者凡退に終わった。
試合は延長戦に突入したが、ここで雨が強くなり中断。その間に、現地では日付が変わり3日となった。カブスが勝てば108年ぶり、インディアンスが勝てば68年ぶりの世界一となるが、最終決戦は球史に残る激戦となった。
その後、雨脚が弱まり、17分間の中断を経て再開となった。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count