【U-23W杯】予選5戦で58得点の快進撃 全勝優勝狙う侍ジャパンに立ちはだかる強敵は?
スーパーR最大の目玉は5日、グループA1位通過のパナマ戦
スーパーラウンドでは、3日(同4日)にグループA2位の韓国、4日(同5日)に同1位のパナマ、5日(同6日)に同3位のメキシコと対戦する。カギとなるのは、やはり1位同士の対決となるパナマ戦か。グループAでは韓国が1位通過の有力候補と思われたが、パナマが接戦を制した。オープニングラウンド全5戦の総得失点差は45点で、日本の46点に次ぐ記録。打線の要となるアギレは2本塁打を放ち、OPS(出塁率+長打率)が1.257という堂々たる数字を誇る。投手陣も侮れず、チーム防御率は1.88という記録だ。
もちろん、スーパーラウンド初戦を戦うアジアのライバル、韓国もタフな相手だ。パナマに1敗しているだけに、決勝進出に向けて気合を入れ直してくるだろう。メキシコも3位通過ながら、開催国のプライドを懸け、決死の戦いを挑んでくるだろう。
開幕5連勝を決めたオープニングラウンド最終日は、試合後に現地の焼肉レストランで決起集会を行った。斎藤雅樹監督は「(1位通過で)スーパーラウンドに向けて一番いい位置にいる。1試合1試合いくことは変わりませんので、今まで通りに戦っていきたい。自分たちの野球をすれば、いい野球ができて勝てると思う。そこだけを目指して頑張りたいと思います」と気合十分。「元気ハツラツ」のチームモットーの下、侍ジャパンU-23代表が全勝優勝を狙う。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count