青木宣親、アストロズ補強第1号&リードオフマン候補に GMも「いい補強」
移籍発表の青木、アストロズGMも高評価「打線に厚みを持たせることができる」
アストロズはマリナーズからウェーバーにかけられた青木宣親外野手の獲得を発表した。アストロズのジェフ・ルーノウGMは長距離砲の多い現在の打線で高い出塁率を武器にする青木のバッティングを高く評価。リードオフマン候補に浮上している。球団公式サイトが伝えている。
昨季ア・リーグ西地区3位でプレーオフ進出を逃したアストロズの今オフ補強第1号が青木だった。
記事では「高いコンタクト率を誇る左打ちの青木は2017年の先頭打者の選択肢としてプラトーン起用候補に入ると見られている」とレポート。また、ルーノウGMのコメントも紹介しており、青木に高い評価を下している。
「打線に厚みを持たせることができる。我々にはフェンスの向こうにボールを飛ばせるが、三振も多い打者が数多く存在する。AJ(ヒンチ監督)は、彼を優秀なコンタクト・ヒッターとして打線に組み込むだろう。レギュラーでも、プラトーン起用でもラインナップのどこにでも配置できる。選手の起用は、誰を獲得し、誰をトレードに出すかによって決まってくる。しかし、現時点ではいい補強になった」
同GMはそう話し、2年前にも青木を獲得寸前まで至ったことを明かしたという。
今季ジャイアンツからマリナーズに加入した34歳は118試合に出場し、打率.283、4本塁打、28打点。また、二塁打24本、三塁打4本、で出塁率.349だった。記事によると、10.38打席に1度という低い三振率がルーノウ氏にとって魅力だったという。また、アストロズ打線に右打ちが多く、今オフには青木以外にも左打ちの野手を獲得すると分析されている。
リードオフマン候補としても期待される青木。メジャー6年で5球団目となる新天地でどのような活躍を見せてくれるだろうか。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count