日ハム栗山監督、巨人コーチから公文の情報収集「ガッといく可能性もある」

尾花投手コーチに助言仰いだ、本人は自信「(相手は)左右どちらも大丈夫です」

 高知高から大阪ガスを経てドラフト4位で巨人に入団し、日本ハムにトレード移籍した公文克彦投手が4日、ファイターズタウン鎌ヶ谷球団事務所で記者会見を行った。今季はすべて救援で12試合に登板し、防御率3.86という成績だったが、日本ハムは貴重な左腕として期待。栗山監督は巨人の尾花投手コーチに今後の育て方のアドバイスを仰いだという。

 指揮官は「球の力が強いというのは、大きな要素。使い方がうまくいけば、一気にガッといく可能性もある」と話した。ストレート、スライダーが持ち味だが、昨年から多少腕を下げ、サイド気味にして威力も増している。

 公文自身も、左打者だけではなく、右打者への投球に自信を見せており、「足をクロス気味にして、(右打者の)インコースにも投げ込める。左右どちらも大丈夫です。自分の得意な球で勝負したい」と語る。さらに、日本ハムの印象を聞かれ「若いチームという印象。自分も若い(24歳)方だと思うので頑張りたい。チームの勝利に貢献したい」と明かした。

 今季途中に肩を痛めた公文だが、「一年間を通して、 しっかりコンディションを整えていきたい」と話した。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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