イチロー所属のマ軍、外野陣は注釈付きで“WS王者級” 米メディア分析

「マーリンズはリーグで最高の外野陣」

 内野手部門で、マーリンズがカブスにどうにか対抗できるかもしれないと分析されているのは捕手。マーリンズのリアルミュートは今季打率.303、11本塁打、48打点とバットでも貢献度が高かった。ただ記事では選手層を含めるとカブスが上と分析。また、ゴードンとエチャバリアのマーリンズ二遊間は守備面を評価しつつ、打撃面について「ゾブリストとラッセルの今季の打席と比べると以前、パンチ力が足りない」と評している。

 一方、一塁と三塁は「比較にならない」と、カブス圧勝の評価。カブスは打率.292、32本塁打、109打点のリゾが一塁、打率.292、39本塁打、102打点のブライアントが三塁に君臨。マーリンズの三塁は打率.305、8本塁打、75打点と勝負強い打撃を見せたプラドが務めたが、それでも“比較対象外”と一蹴されている。

 先発投手に関しても「カブスとマーリンズのローテーションを比較しようとして時間を無駄にするのはやめよう」と、故障者などもあって崩れたマーリンズ先発陣を一刀両断している。

 そんな中で王者カブスに匹敵するとされているのが救援と外野陣。特に外野手については「マーリンズがワールドチャンピオンと同じぐらい優秀か、議論できるのはこの領域だろう。クリスチャン・イエリッチ、マルセル・オズナ、ジャンカルロ・スタントンは健康なら誰よりも優秀だ。イチロー・スズキも控えており、マーリンズはリーグで最高の外野陣を擁している。健康な時は、だが」と“注釈付き”で高く評価している。

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