米サイトがFA選手を格付け、上原浩治は「多くのチームを惹きつけるだろう」
「トップレベル」のチャップマンは総額50億円超の契約も
その他、「セカンドレベル」で代表的な選手としては、メジャー最高齢のバートロ・コロン投手もいる。「今季FA市場では、優秀な先発投手が不足している。球団は最低でも、いくらか信頼のおける選手を獲得するだろう。バートロ・コロンお得意の場面である。彼は43歳。ぽっちゃりとしていて、魅力的だ。過去4シーズン、彼は毎年190イニング以上を投げている」とした上で、「ストライクを積極的に取ることが出来る優秀な投手だ」と分析。今季の年俸725万ドル(約7億5000万円)を上回る額で契約に至ると予想している。
また、「トップレベル」ではカブスのワールドシリーズ制覇に大きく貢献したアロルディス・チャップマン投手らの名前を挙げている。世界最速の剛速球を誇る左腕について、記事では「2012年から、アロルディス・チャップマンは314登板を果たしている。そして防御率1.84、奪三振15.7を記録している」と圧倒的な成績を紹介、さらに、「目を疑うような事実がある」として「この左腕は1598回100マイル(約161キロ)を記録しており、記録上、その回数はどの投手よりも多い」と剛腕ぶりを特筆している。総額で4000~5000万ドル(約41億~52億円)の契約を結ぶ可能性があるという。
その他には、ドジャースの先発投手のリッチ・ヒルの名前が挙げられており、「36歳のリッチ・ヒルはただのベテラン選手ではない」と指摘。左腕について「2015年後半に復活を見せてから、24試合に先発し、防御率2.00を記録している。最高のカーブボールと刺激的なファストボールを駆使し、彼は139イニングで165奪三振をマークした」と高く評価している。