西武は9人戦力外 画面から消える投手、FAからテスト入団の36歳も1年で…

木村昇は右膝前十字靱帯断裂、竹原も結果を残せず…

○木村昇吾(戦力外)
プロ14年目。通算730試合出場。打率2割6分1厘、3本塁打、71打点、34盗塁。今季は38試合に出場し95打数21安打。

 広島からFA宣言をしてのテスト入団として注目を集めたが、6月の一軍練習中に右膝前十字靱帯断裂の大怪我を負い、長期離脱。そのまま戦力外となった。

○竹原直隆(戦力外)
プロ12年目。通算441試合出場。打率2割1分2厘、27本塁打、124打点、6盗塁。今季は22試合に出場し30打数6安打、1本塁打。

 2015年秋季キャンプでの入団テストに合格し、今季オリックスから加入。チームに手薄だった右の代打として大きな期待がかけられたが、結果を残せず。6月中旬以降は1軍登録の機会も巡ってこなかった。

○山口嵩之(戦力外)
プロ3年目。1軍登録なし。イースタン・リーグでの成績は通算26試合登板、0勝0敗、セーブ、ホールドとも0。

 トヨタ自動車東日本時代、『第50回JABA毎日旗争奪秋季野球大会』にて最高殊勲選手賞に輝いた右腕も、残念ながらプロの世界では通用せず。ポテンシャルの高さを好評価する声は多かったが、発揮できなかった。

○中崎雄太(戦力外)
プロ8年目。通算15試合に登板。0勝0敗0セーブ0ホールド、防御率8.04。今季は中継ぎとして8試合に登板し、失点、自責とも4。防御率6.00。

 昨年末から取り組んだサイドスローへの転向が奏功し、2013年以来キャリア2度目の1軍登録を勝ち取った。「画面から消える投手」として一躍『時の人』となったが、首脳陣の満足する戦力にはなりきれなかった。

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