黒田博樹の「涙の別れ」をMLB公式サイトも特集 「とても大きな成功収めた」
米国でも感動を呼ぶ黒田の別れの儀式
さらに、古巣広島に戻ってからの黒田の活躍についても言及している。
「2014年シーズン終了後、39歳だったクロダはメジャーリーグを去り、キャリアを締めくくるためにNPBの広島カープに戻った。クロダは2015年、防御率2.55を記録し、被本塁打を8本に留めた。そして、最終年となった今年は10勝8敗、防御率3.09の成績を残し、カープ25年ぶりのリーグ優勝に貢献した。広島は元ヤンキース有望株のブランドン・レアードと北海道日本ハムファイターズの前に敗れた」
ヤンキース退団後も広島で活躍した日本人右腕の足跡を辿ると、黒田のマウンドとの涙の別れの様子を動画とともにレポートしている。
「日本シリーズで敗れてから1週間後、リーグ優勝パレードはスタジアムで終わりを告げた。20年間のプロ生活を終えたクロダはもう一度マウンドに歩み寄り、ファンに涙の別れを告げた」
ロサンゼルスとニューヨークを7年間沸かせた男気右腕の別れの儀式は、アメリカでも静かな感動を呼んでいるようだ。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count