侍ジャパン新布陣は機能するか 山田哲人、三塁の守備は「景色が違う」

「三塁・山田」をテストへ、「周りに違和感を感じさせないようなプレーをしたい」

 侍ジャパンの強化試合メンバーに招集されているヤクルトの山田哲人内野手が7日、QVCマリンで行われた練習2日目で早速、シート打撃で三塁のポジションを守った。侍ジャパンでは山田が本職とする二塁に広島の菊池涼介もいるため、小久保監督は2年連続トリプルスリーの好打者に関し、サードも守らせることを示唆していた。

 初日の6日にもサードでノックを受けていたが、実戦形式ではこの日が事実上の初日。「周りを見渡した時、景色が違う。三塁を守るのは、確かファームにいた19、20歳の頃以来です」と、慣れないポジションに戸惑いの色を見せつつも、「手のさばきが違うが、エラーしないように。周りに違和感を感じさせないようなプレーをしたい」と意欲をのぞかせた。

 グラブについては「使いやすいのが一番。セカンドで使っているのと同じグラブでいきます」。メキシコ、オランダ両代表と戦う今回の試合は来春のWBCに向けて貴重な強化の場。小久保ジャパンは本番に向けてあらゆる可能性を探っていく。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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