V2向かう広島、低迷期支えたベテランが引退&戦力外 黒田博樹は有終の美
倉&廣瀬は引退決断
○倉義和(引退)
プロ19年目。通算719試合出場。打率.217、23本塁打、126打点。
97年ドラフト5位で入団。安定感のある守備と強肩を買われ、1年目から1軍で出場。05年には自己最多の109試合に出場。07年には7本塁打、打率.274と打撃でもしぶとさを見せた。またドジャース移籍前の黒田とバッテリーを組むことが多かった。08年からは選手会長。昨季から2軍バッテリーコーチを兼任していたが、来季からは専任となる。
○廣瀬純(引退)
プロ16年目。通算978試合出場。打率.273、51本塁打、253打点。ゴールデングラブ賞1回。
法大では00年のシドニー五輪に出場。同年のドラフト2位(逆指名)で入団した。1年目から80試合に出場し、打率.286と活躍したが、なかなかレギュラーには定着できなかった。開花したのは10年。自身初の規定打席に到達し打率.309、12本塁打と好成績を残し、オールスターに出場。ゴールデングラブ賞にも輝いた。13年には日本プロ野球新記録の15打席連続出塁をマーク。しかしここ2年は1軍での出場がなかった。今後は解説者の道に進む。