FA権行使の申請期間終了 岸、森福、糸井、陽、山口が表明、11日に交渉解禁
10日にコミッショナー公示へ、嶋、大島、平田らはFA権行使せず残留
フリーエージェント(FA)権行使の申請期間が9日に終了した。今年は西武の岸孝之、ソフトバンクの森福允彦投手、オリックスの糸井嘉男外野手、日本ハムの陽岱鋼外野手、DeNAの山口俊投手がFA権行使を表明。10日にコミッショナーから公示され、11日から他球団との交渉が解禁となる。
今年で西武との3年契約が切れた岸は、昨年取得した海外FA権を行使。プロ10年間で103勝(65敗)を挙げたエース右腕に対して、複数球団が獲得に動くと見られている。
また、その他の4選手は今年取得した国内FA権を行使。岸と同様に実績のある選手ばかりで、複数球団が興味を示すと見られており、今後の動向に注目が集まる。“宣言残留”の可能性が残されている選手もいる。
一方で、楽天の嶋基宏捕手、聖澤諒外野手、青山浩二投手、中日の大島洋平外野手、平田良介外野手らは去就に注目が集まっていたが、FA権を行使せずに残留することを表明した。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count