GG受賞のアレナド、デビューから4年連続はイチローに続き史上2人目の快挙

ナ・リーグでは史上初、イチローはデビューから10年連続GG賞

 ナ・リーグのゴールドグラブ賞が8日(日本時間9日)に発表され、ロッキーズのノーラン・アレナド内野手がナ・リーグの三塁手部門で4年連続選出を果たした。これが“記録的”な受賞だったと米メディアが伝えている。

 米テレビ局「ABC」(電子版)によると、ロッキーズの選手による4年連続ゴールドグラブは球団史上初の快挙。ラリー・ウォーカー外野手の3年連続(1997~99年)を抜いた。ウォーカーはロッキーズで計5度のゴールドグラブに輝いており、アレナドの4度はこれに次ぐ球団歴代2位の記録になったという。

 また、ナ・リーグの三塁手部門での4年連続受賞は、2000~04年のスコット・ローレン(カージナルス)以来になったことも紹介されている。

 そして、特筆すべきはアレナドがルーキーイヤーから4年連続受賞となったこと。記事では、この“快挙”について以下のように伝えている。

「アレナドは最初の4シーズンでゴールドグラブを受賞したメジャーリーグ2番目(もう1人はイチロー)の選手、ナ・リーグでは最初の選手となった」

 デビューから4年連続でゴールドグラブを受賞したのは、過去にマリナーズ時代のイチロー外野手(現マーリンズ)のみだという。イチローは2001年にメジャーデビューを果たしてから、10年連続でゴールドグラブ賞選出という前人未到の記録を作っている。

 すでに名手としての立場を確立しているアレナド。三塁手と外野手という違いはあるが、イチローの記録にどこまで迫ることが出来るのか、来季以降も注目が集まる。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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